\毎月8日は「歯ブラシ交換」/
新しい歯ブラシで歯をキレイに清潔に!
歯ブラシの平均使用期間は約2か月ですが、「まだ使える」と3か月以上取り替えない人もいるようです
しかし、モデル実験によると、1ヶ月相当回数ブラッシングした歯ブラシは、新しい歯ブラシに比べて汚れを落とす力が約26%低下しました。
毎日使った歯ブラシは、まだ使えると思っても、1か月に一度を目安に交換しましょう。
歯ブラシの適切な交換時期は?
ヘッドから毛先がハミ出していたらすぐ交換しましょう
毛先が開いた歯ブラシは汚れを落とす力が低下します。図のようにして歯ブラシの毛の反対側から見てチェックすると、毛先の開き具合がよくわかります。
使用期間にかかわらず、ヘッドから毛先が少しでもハミ出していたら交換するようにしましょう。
毛が開くと汚れを落とす力がダウン!
わずかな毛の開きでも、新しい歯ブラシと比較して、汚れを落とす力が約26%低下
ライオンの調査※1では、「毛先が広がらなかったので歯ブラシを交換しなかった」という回答が多く見られましたが(くわしくは「教えてマイスター」に)、歯ブラシはわずかな毛の開きでも汚れを落とす力が弱まることがあります。
ライオンが行なったモデル実験では、1か月相当使用した歯ブラシ※2は、写真のようなわずかな毛の開きでも、新しい歯ブラシと比較して、汚れを落とす力が約26%低下※3していました。
※1 ライオン調べ、20代~60代男女、1,000名、2018年
※2 「1分間のブラッシング回数240回」×「1回のブラッシング時間3分」×「1日2回(1か月で60回)」で算出した回数(43200回)を200g荷重でブラッシングして作製したサンプル
※3 ライオン調べ、実験室で機械的にブラッシングを繰返した歯ブラシを用いた顎模型での清掃力評価
歯ブラシの選び方
まず一番は、目的に合った「形状」を選ぶこと
虫歯や歯の着色予防には、ブラシの先端が平らで、しっかりと歯の表面に当たる「フラット毛」がおすすめです。見た目ではわかりませんが、一つ一つの毛先の表面がラウンドカットといって丸く加工されているので、歯茎を傷つけにくく、歯の表面についた歯垢を効率よく落とすのに適しています。
歯と歯茎の間の歯周ポケットが気になる方、歯茎の腫れや出血が気になる方は、毛先が細くしなやかな「超極細毛」(超先細毛)を選んでください。歯茎への刺激を抑えながら、歯周ポケットに毛先が入り込みやすく、奥にある歯垢を除去します。
長い「超極細毛」と短い「フラット毛」をダブルで植毛し、両方の良さを生かして歯の表面と歯茎、どちらにもアプローチできるタイプもあります。
虫歯・着色予防にはフラット毛
歯周ポケットが気になるなら超極細毛
毎月8日は歯ブラシ交換の日
まず一番は、目的に合った「形状」を選ぶこと
歯ブラシを使い終わった後は、水洗いしてから水気を切り、風通しのよい場所にヘッドの部分を上にして立てて保管し、乾燥させてください。
歯ブラシは使用し続けると、毛先が開いてきます。また、一見、毛先が広がらずにきれいな状態でも、毛自体のコシがなくなってきます。毛のコシは歯垢をかき出すのにとても重要です。
交換時期を過ぎた歯ブラシは、歯垢を除去する能力が約26%落ちるというデータもあります。毎日水周りで使うので雑菌が繁殖しやすく、衛生面でも、1カ月に1回交換するのがおすすめです。
毎月8日(歯の日)を歯ブラシ交換の日として、習慣づけましょう。
歯と口の健康週間(6月4日~10日)
歯みがきで丈夫な身体の基礎づくり
虫歯や歯の着色予防には、ブラシの先端が平らで、しっかりと歯の表面に当たる「フラット毛」がおすすめです。見た目ではわかりませんが、一つ一つの毛先の表面がラウンドカットといって丸く加工されているので、歯茎を傷つけにくく、歯の表面についた歯垢を効率よく落とすのに適しています。
歯と歯茎の間の歯周ポケットが気になる方、歯茎の腫れや出血が気になる方は、毛先が細くしなやかな「超極細毛」(超先細毛)を選んでください。歯茎への刺激を抑えながら、歯周ポケットに毛先が入り込みやすく、奥にある歯垢を除去します。
長い「超極細毛」と短い「フラット毛」をダブルで植毛し、両方の良さを生かして歯の表面と歯茎、どちらにもアプローチできるタイプもあります。
目的
この週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せてその早期発見及び早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的とする。
歴史
厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会、日本学校歯科医会が実施している週間です。
1928年(昭和3年)から1938年(昭和13年)まで日本歯科医師会が、「6(む)4(し)」にちなんで6月4日に「虫歯予防デー」を実施していました。1939年(昭和14年)から1941年(昭和16年)まで「護歯日」、1942年(昭和17年)に「健民ムシ歯予防運動」としていましたが、1943年から1947年までは中止されていました。しかし、1949年(昭和24年)、これを復活させる形で「口腔衛生週間」が制定されました。1952年(昭和27年)に「口腔衛生強調運動」、1956年(昭和31年)に再度「口腔衛生週間」に名称を変更し、1958年(昭和33年)から2012年(平成24年)まで「歯の衛生週間」、そして2013年(平成25年)より「歯と口の健康週間」になっています。
主な内容
・日本歯科医師会
毎年、日本歯磨工業会と共同でポスターを作成し、関係方面に配布している他、新聞への啓発広告掲載や歯科診療所掲示用啓発ポスターの作成、シンポジウムの開催、テレビCMの放映などを行っています。
・都道府県歯科医師会、郡市区歯科医師会
全国各地で独自に啓発イベント等を展開しています。歯に関するクイズ/キャラクターショー/紙芝居や踊り/歯に良い料理試食/石膏で手形作製/歯と口の健康相談/口腔がん検診/食習慣の診断・指導/咀嚼力の診断を行う咀嚼ガム検診/発育歯科検診/むし歯予防のための歯磨き指導/入れ歯相談/動物クイズ/親子で作る歯とお口の川柳・俳句/口臭測定/口腔内カメラによる口腔内診査/位相差顕微鏡を使った口腔内細菌の観察/体組織・骨密度測定/フッ化物塗布/唾液から菌の数や活動性を調べるRDテスト/歯並び相談/口腔年齢測定/歯の色測定/親と子のよい歯のコンクール/高齢者のよい歯のコンクール/図画ポスター及び標語コンクール、など、各地で様々な趣向を凝らして実施しています。
全日本ブラシ工業協同組合|歯ブラシは月に1回とりかえましょう
全日本ブラシ工業協同組合