全日本ブラシ工業協同組合

良質のヘアブラシを使うことが、健康で美しい髪を保つ秘訣。今十分に美しい髪のあなたも、髪のトラブルを抱えているあなたも、自分のヘアスタイルや髪質にぴったりのヘアブラシが見つかれば、さらに美しさに磨きがかかること間違いなしです。

ヘアスタイルで選ぶヘアブラシ、あなたのスタイルは？

４つのヘアスタイルに合わせて様々なヘアブラシをご紹介

　あなたはヘアスタイルに合わせたブラシを使っていますか？美しいヘアスタイルを長くキープさせるためにはブラシ選びが肝心。さあ、あなたはどのタイプ？

４タイプの髪質にぴったりなヘアブラシの毛質

　髪を美しく艶やかにするブラッシングも、髪質に合う毛を備えたヘアブラシでなければ枝毛や切れ毛の原因になりがち。どんな毛のヘアブラシを使うかも美しい髪をつくるための重要なポイントです。

健康で美しい髪を保つための心得やブラッシング方法

　ヘアケアの目的は髪を健康に保つこと。健やかな髪があってこそはじめて美しいヘアスタイルをつくることができます。ヘアケアの３つの基本をふまえた上で、正しいブラッシング方法を身につけましょう。

清潔にする	髪に合わせたシャンプー剤を選び、正しく洗って、頭皮・毛髪の汚れやフケを洗い流します。清潔さを保つことによって新陳代謝を盛んにし、抜け毛を予防する効果もあります。

水分・油分を補う	ヘアリンスやトリートメント剤で、髪にしなやかさとつやを与え、静電気を防ぎ、ブラシの通りをよくします。

新陳代謝を高める	頭皮用育毛料をつけてマッサージし、頭皮のモイスチャーバランスと血行をよくすることで、毛根の新陳代謝を促します。ヘアサイクルをスムーズにし、頭皮・毛髪をすこやかに保ちます。マッサージは、髪の成育を促し、抜け毛、フケ、かゆみを防ぐためにも有効です。

1	髪のもつれをときほぐす。
2	髪や頭皮に付着したゴミやフケを除去する。
3	頭皮に適度な刺激を与え、血行をよくし新陳代謝を高める。
4	髪につやを与える。

ブラシの背の部分に人差し指をのせ、親指を縁にそえて、他の指で柄を握るようにします。
	根元から毛先へ一気にとかすと、毛先近くにもつれが集中し、必要以上に力がかかってキューティクルをいためる原因になります。毛先から徐々にほぐしていくようにします。
ブラシの側面に生え際にあて、回転させるようにすると、肌あたりがやわらぎます。

傷んだ髪や抜け毛のお手入れの仕方、予防法などすぐに役立つ情報

　一度傷んでしまった髪はなかなか元に戻らないもの。ここでは誰もが経験したことのある代表的な髪のトラブル解消法をご紹介。食事や睡眠など普段の生活も見直すことで美しい髪をつくることができます。

●	毛髪の表面のキューティクルが傷つき、内部のタンパク質や水分が少なくなっているので、しっとりした洗い上がりのシャンプー、リンス、トリートメントを使います。
●	髪につやを与え、保護するためにヘアコート剤やヘアクリーム、つや出しなどを使用します。
●	毛髪を丁寧にあつかい、過度の刺激や摩擦を与えないように気をつけます。

●	丈夫な毛髪のもととなる良質な動物性タンパク質（肉・魚など）や髪の色をよくするヨード（海草類など）を多くとるようにします。

●	頭皮・毛髪を清潔に保つために、毎日シャンプーします。
●	頭皮の血行を促し、毛髪を生み出す毛母細胞の働きを助けることも大切です。シャンプー後、頭皮の状態に合わせて育毛効果の高いヘアトニックを使い、ヘッドマッサージを習慣づけましょう。

●	睡眠、食事などに注意し、ストレスを避けるようにします。
●	時々ヘアスタイルや分け目を変えて、毛根に強い力がかからないように注意しましょう。
●	動植物のタンパク質や血行を促進するビタミンE（玄米、胚芽米、紅花油、ごま、アーモンドなど）、毛細血管を丈夫にするビタミンP（柑橘類の果皮、日本そば、ピーマンなど）を多くとるようにしましょう。